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不破 正仁 研究室:不破 正仁 先生 × 4年生 佐々木 七波 さん・4年生 鶴宮 梨恵 さん

工学部 建築学科 不破 正仁 研究室 (教員の役職及び学生の学年は取材当時のものです)

LAB TALK:不破 正仁 研究室:不破 正仁 先生 × 4年生 佐々木 七波 さん・4年生 鶴宮 梨恵 さん

まちの今を知り、次のまちづくりにつなげる研究

不破 二人はこの研究室の1期生ということになりますが、まず、この研究室を選んでくれてありがとう。今日まで「まちづくり」をテーマに、地域固有のものに光を当てて、次のまちづくり活かすという研究を進めてきました。そのために、ゼミ旅行とか合宿というかたちで、まち歩きを多く行いましたね。
佐々木 出かける前に目的のまちのことを調べて旅のしおりのような資料集を作ったのですが、最初は難しそうだと思っていても、やってみたら意外とうまくできて自信になりました。とりあえず「やってみる」という姿勢が身についたと思います。
不破 「まず、やってみる」の精神はすごく大切です。冊子の最終的な編集で一番がんばってくれたのが、鶴宮さんでしたね。
鶴宮 みんなが先に情報をまとめてくれたので、一人ひとりの狙いが、より伝わるような編集を心がけました。卒業研修では、1回目のゼミ旅行で行った村田町を対象として「芽吹く町」というタイトルをつけて、まちがもつ宝物のような文化や歴史、伝統的建造物などの価値やおもしろさに気づいてもらうしかけを考えました。

佐々木 私は「若年世代の住宅の選定手順とまちの選定基準に関する研究〜宮城県仙台市在住者を対象として」というタイトルでさまざまな調査を行いました。
不破 まちづくりには何が必要かというと、まず調査をして報告をまとめることだと思うのです。ここは「いまを知るための調査を行う研究室」なので、そのための手法を学んでくれていたらうれしいですし、佐々木さんは大学院に進学するので、これからは同じ研究者として切磋琢磨していきましょう。就職する鶴宮さんとは、産学連携のようなコラボレーションをするのが理想です。そのためには私もがんばらないといけないですね。

地域の自然・歴史・文化を活かした
まちづくりを研究

地域の自然・歴史・文化を活かした
まちづくりを研究

不破研究室

地域固有の環境デザインを次世代の地域計画にいかすことをテーマとし研究しています。とくに歴史的環境・文化的景観をいかしたまちづくりに力を入れており、地域資源を再発見することを目的に、伝統的な町並みや農村景観の調査を続けています。地域資源を次世代に継承するためのまちづくり、空間デザインを探求したいと考えています。

不破研究室

不破 正仁 講師

学位:博士(工学)
研究分野:地域計画、まちづくり、景観保全、ランドスケープデザイン
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不破 正仁 講師

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