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学長室

学長メッセージ集

No.26玄奘大学からの短期留学生の修了式にて

2017.07.11

玄奘大学は、法師「玄奘三蔵」の名前を冠にした台湾の大学である。本学とは2015年9月に学術交流協定を締結した大学で、6月から約一ヶ月間二人の学生が本学に短期留学した。7月11日にはその修了式が行われた。以下はその際のメッセージである。

良い思い出はできましたか?
玄奘大学からの二人の短期留学生である3年生の陳采柔さん、そして2年生の沖本祐実さん(この方は日本国籍で台湾の玄奘大学に留学している方)。
1か月という期間でしたが、本学および日本や仙台の印象はいかがだったでしょうか?
一か月前に初めて会ったときに、「楽しんでください、一生の思い出となるような体験をぜひしていってください」と話しましたが、そのような思い出はできましたか?
この仙台に滞在した期間中、日本の文化に触れ、東北工業大学の研究や学生と交流できた台湾の若い学生として、今回の訪問の経験が、二人にとって将来の活動に寄与することがあればたいへんうれしいです。
深く心に刻まれたことがあれば本当に幸いです。

友人ができたらうれしい
信頼できる知り合い、友人ができたのであればそれも幸せです。いずれにしてもこの経験を一つの誇りとして歩んでください。人生をどこで過ごすか、何をするかということは大切ですが、それとともに、だれと過ごすかも大切です。大学時代の友人は一生の宝ものとなりますが、大学を卒業すると会える機会は少なくなります。しかし、会える回数が多いからと言って幸せとは限りません。そのような友達がいることがお互いに幸せなのです。

ありがとう 豊かな人生を祈ります
またお会いできたらうれしいです。機会がありましたらまたお会いしましょう。
二人にとって今後幸せが多いこと、豊かな人生をおくることを期待しています。
最後に本学に来てくれたこと、そして本学における二人の活動により本学学生が触発されたことに感謝します。ありがとう。

平成29年7月11日
東北工業大学 学長 今野 弘