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学長メッセージ集

No.41本学の各県での父母懇談会  -今年も盛会 そして今後に向けて

2018.06.20

本学後援会主催の「父母懇談会」が今年も滞りなく終了した。まずは企画、準備、実施に携わった後援会役員の方をはじめ、本学同窓会の関係者、そして本学の学生、教職員に深く感謝します。

父母懇談会そして今年の概要
「本学後援会」は、本学学生のご父母の方々を正会員として、ほかに本学卒業生やそのご父母、教職員ほかによる賛助会員で構成されていて、新潟県を含む東北の各県に支部を置いている。
後援会の目的および活動の中で、第一に掲げられている「大学と家庭の連絡活動」として、「父母懇談会」が、仙台での両キャンパスをはじめ、支部のある各県各都市で毎年5,6月に開催されているが、今年のご父母の出席者は増加した。 私はできるだけ多くの県に出席することとし、昨年まで出席した秋田市、青森市を除いて、6月2日(土)の山形市、3日(日)の新潟市、9日(土)の八木山、長町両キャンパス、そして16(土)の福島市、17日(日)の盛岡市で開催された各県父母懇談会に出席した。

挨拶のポイント
今年の大学としての挨拶のポイントは、本学の建学の精神、教育で備えるべき能力をまず示し、本学の教育の特色、つまり学生の育て方について、①多様な入学生をよく認識し、②そのうえで、講師陣に本学教員のほか卒業生や企業、地域の方の協力を得て、③講義、実験、実習、演習そしてフィールドワークなど授業方法の工夫、学修支援センターや技術支援センターによる教育サポート体制などをお話しした。
さらに「学生の教育にご父母との連携が大切であるので、懇談会以外の機会でも積極的に大学とコンタクトの機会を持ってほしい」ことなどを付け加えた。

懇談会でのイベント そして今後への期待
今年は昨年度に続き、①面談の待ち時間の短縮のため、面談担当教員を増員したこと、②待ち時間内に研修など学生の活動状況をポスター発表する場を設けたこと、③各県の本学同窓会支部との連携を深めることを企画したこと、などが事前の後援会役員との協議をもとに実施された。
「父母懇談会」は後援会の活動だが、父母の方と大学教職員の意見や情報交換の場となっているので、大学としては全学的に協力すべき大切なイベントであると考えており、今後後援会と協力して、今年度のご父母のアンケートを分析し、改善につなげたい。
本学としては今後とも、①教育効果を高める学生の参画の場、②本学の社会貢献としての教員の活動成果の地域への還元の場、③本学同窓会支部との連携の場 などの面で、教職員の負担に配慮しながら協力できることを考えていきたい。

平成30年6月20日
東北工業大学 学長 今野 弘