東北工業大学

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学長室

学長メッセージ集

No.10温故知新 ここで次の歩み、本学のルーツを繙いてください - 「史料センター」オープニングセレモニーに参列された方に ー

2016.07.20

東北工業大学は1964(昭和39)年4月に開学しましたので、すでに52年が過ぎました。半世紀を経過したということであります。これまでの半世紀、本学はどのように歩んできたのでありましょうか?
そしてどのような方々が、どのような思いでかかわってきたのでありましょうか?

温故知新 古きをたずねて新しきを知る
本学創設のルーツを明らかにする作業は半世紀を過ぎた50年目に東北工業大学50年史としてまとめられました。本学の建学の精神が、「我が国、特に東北地方の産業界において指導的役割を担う技術者の養成」ということが確かめられました。本学のルーツをたずねて、本学の理念は、社会貢献する人材の養成であるということがいっそう明確になったわけであります。また「創造から統合へ 仙台からの発進」という大学のスローガンも理念とその方向性を一つにし、これからの半世紀を示す指針としても確認されたわけです。まさしく温故知新のなせる業といえましょう。

本学「史料センター」はそのような50年の半世紀の出来事、その人と業績をまとめたものであります。その史料、つまりこれまでのできごとや背景、技術や業績、そしてそれを成し遂げた人に触れることで、ここを訪れたすべての方に、新しい道が示されたり、特に本学の学生や教職員の皆さまには、本学の意義、その精神を改めて実感していただけるとうれしいと思います。

最後に本学「史料センター」の開設にあたりまして、「本学同窓会」ならびに「本学後援会」の皆さまのご支援に感謝申し上げ、皆様とともに史料センターの開設の喜びを分かち合いたいと思います。

2016年7月20日 「本学史料センター」開設のオープニングスピーチの一部にて